ゆきぽんのおきらく雑記

飯田線最古の駅舎が取り壊される(予定) 

某局の地方ニュースを見ていると、大正元年に建てられ名鉄では最古という、布袋駅の駅舎が高架化で取り壊されるそうな。そんな古びた歴史のある駅舎の中には自動改札機が備え付けられており、なかなかシュールな光景だった。

東上駅舎


ちと待てよ、我が飯田線東上駅の駅舎は基本的には明治31年の豊川鉄道開業時のもので、布袋駅より遥かに古い建物だ。しかし東上駅は平成に入ってから改修されており、布袋駅の様にノスタルジーを感じさせるモノは全く無く、単なる古い駅舎である。

しかしコチラも取り壊しが予定されている。布袋駅は保存運動が起こっているみたいだが、こちらは容赦なく12月末までに新駅舎に建て替えられると言うのだ。

写真を撮っていると「以前の長山駅舎は知ってるか?」一人のお婆さんが声を掛けて来た。いい駅舎でしたねと言うと、どうやらいつも長山駅を利用しているらしい。そしてそのお婆さんは東上駅の駅舎まで取り壊される事に悲しんでいた。

駅舎改築のお知らせ

駅舎向かって左側、以前はトイレだった場所に新駅舎は建てられる予定。

近年飯田線沿線で改築された小坂井、長山、三河槙原、三河川合といった駅舎は、コンクリートで一体成型された様な建物で、夏は風通りが悪く冬は非常に底冷えがする。洒落で取って付けた様な天窓に害虫が湧いていたりして、春秋でもあまり快適な建物だとは言えない。

東上駅での数少ない交換風景を、駅の中から


改築後の東上駅はそれらより駅舎らしく見える外観だが、元の建物より狭くなっている。それは駅舎に掛かる固定資産税を減らしたいという、JR側の思惑も強くあるそうだ。
対し改築された所はトイレだけ何処も立派だ。駅舎の建設費用はJR負担、トイレの建設費用は自治体の負担なので、どこも駅舎付きトイレみたいな駅ばかりになってしまう。

駅は地域のシンボルだ。自治体もアホみたいに豪華なトイレを建てるのではなく、駅舎を維持するために固定資産税をある程度免除する様な、そういう考えはないものか。でないと現存する味わいのある駅舎が消え、どんどん無機質で使いにくい駅舎に建て変わってしまう。
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