某氏のランキングでは38位という秘境駅
もう一日山形に居座れれば、秋田車の583系も羽越本線で撮影できる。これはまことに都合が良い。という事で昨日の夜は酒田に泊まったのだ。
ぜひ女鹿辺りで撮影したいが、ただでさえ羽越本線の普通列車は少ないのに、女鹿駅に停車するのはその中でもごく一部。
女鹿駅では朝の下り列車は全て通過するが、上り列車には停車するものがある。なら一駅向こうの小砂川で、その上り列車に乗り換えばいいじゃないか。
そうは思うが、上手くはいかないもの。上下列車はその小砂川で交換するので、接続にまったく余裕が無い。時刻表で見ると同時発着なので、上手く乗り換えができるかは?なのだ。
まずその事を、前日酒田駅の駅員氏に相談してみた。
まず駅員氏は時刻表を開いた。自分も穴が開くほど見てるし、それで不可はわからない。もう一声掛けたらダイヤグラムを持ってきてくれた。それによればこの区間は単線なので、下りがまず到着し上り列車が来るのを待つと調べてくれた。
同区間の普通列車を見ると、所要時間が7分から9分とバラつきがある。乗ろうと思っている列車は9分かかるので思った通りだ。
ただしその時間はたった1分ほどで、小砂川駅の乗り換えには跨線橋を渡らなければならないという。この時期は天候が荒れて定時運行が難しい事もあり、その計画はやめておいた方がいいとの返事。
しかしやめれと言われるとやりたくなる。ダメなら小砂川駅周辺で撮影できる所を探そう。そう思い次の日駅へ行くと、改札にいたのは昨日相談した駅員氏であった。その時は何も言わなかったが、「やるのか?しらねーぞ」という顔をしていた。
酒田642→小砂川709
[533M]701系秋田車*3 ★☆☆☆☆
小砂川の乗り換えを成功させるためには、跨線橋のたもと近くに陣取る必要がある。そこで車掌氏にどの辺が近いドアかと聞いてみた。話の都合で女鹿に行くためと・・・言ったら、車掌氏は親切にも上り列車の車掌に連絡をしておいてくれるという。だから慌てず乗り換えてくれとも言ってくれた。本当にありがたいお言葉。
女鹿の一つ手前、吹浦では上り貨物列車を待つが遅れてやってきた。そのお陰で列車は3分ほど遅れ704に発車。車掌に相談しておかなかったら、計画はこの時点で泡と消えていただろう。
列車は女鹿駅を通過。ホームは雪で覆われていて、ラッセルがタイヘンそう。
遅れのせいで、小砂川には上り列車が既に待っていた。息切れ寸前で階段を上り下りすると、上り列車の車掌氏が「女鹿までのお客さんですね?」と声を掛けてくれた。本当にスンマセン・・・
小砂川710→女鹿715
[524M]701系秋田車*3 ★☆☆☆☆
無事女鹿で下車する事が出来た。車掌氏に頭を下げて降りる。
普通列車が発着する1番ホームはしっかり除雪されていたが、地元の人によって管理されているお陰。こんな早朝に何の為に現れたのか?正体不明な余所者にも、快く挨拶をしてくれた。
実は15年ほど前の年末にも、この駅で降りた事がある。(やはり583系を撮りに来た。急行「津軽」だった。)、その時にも朝早くから作業をする人を見かけ、同じ様に挨拶を交わしたのを想い出したのだ。
ちょうど20年前に駅へ昇格したが、信号所だった形跡のペンキ跡は今でもはっきりと分かる。
立派な建物とは言い難いが、駅舎内にも掃除が行き届いていて気持ちのいい駅だ。
その中には黒板があり、利用規則について細々と書かれているが、その上からJRのポスターが無視するようにデンと貼ってある。なんだかJRと管理者がマナーについて揉めているみたいだ(笑)
一日2.5往復。上り下り、時間帯もアベコベの時刻表。なぜか昼間に下りが一本だけ止まるが、半ドン用の帰宅列車なのか。という訳で、酒田へ通う学生の為だけにある駅なのだ。だからこんな風に逆コースで行こうとしても、容易にたどり着ける訳がない。
これで二度目といったが、車でもう二度来た事があるので本当は四度目だ。結構好きな駅だったりする。秘境駅と呼んでいるが、車でも駅舎の真ん前まで行ける。本当にピッタリと真ん前まで・・・
この秘境駅にもう少しいたかったが、今回は駅に佇む為にやってきたのではなく、583系の撮影にやって来た。時間も無い事なので、すぐに駅を後にする。
駅への入り口。以前は国道から離れていたが、今は間近にバイパスが通っている。四度目と言ったが、バイパスの開通後に来たのは初めて。本当にバイパスまで近かった。
2008.01.20 | Comments(0) | Trackback(0) | 鉄道旅

