真の酷道とはココだと思う
気が付いたら、門島にいた。
EF58-157+チキ2両。
今回は電車で撮影に来ている人が結構いた。門島駅で撮影後、10時14分発の普通豊橋行に乗れば、上手いこと先回りが可能なのだ。
というか、こんなトコは電車で来たほうがいい・・・
平岡付近で撮影後、県道1号線で中部天竜へ抜けようとするものの、伊那小沢付近まで進むと「全面通行止」という看板が。さすがキングof県道1号、こちらの思う通りには進ませてはくれない。
ふと道脇の行先標識を見ると、反対側に「水窪」と書いてある。ああ、水窪か、ちょっと遠回りだけど城西のS字橋にも寄れるし、まぁいいかな・・・その時はそんな軽い気持ちで、その道に踏み込んだのだ
そうここは、天竜川林道。小和田駅へ繋がるという事で、秘境駅マニアには有名な道路だ。しかしこの時にはここが林道とは知らなかった。
林道とはいえ舗装されており、対岸の県道1号を知っていれば、それほどヒドイ道だとは思えない。道幅は狭いが、対向車は全く来ないので気にならない。
静岡県水窪町・・・
しかし県境を越え、静岡県に入ると落石が転がっている光景を嫌というほど目にする。ただでさえ地盤が脆い地域な上、集落がある長野側に比べ、静岡側は通行車も少なく整備も手薄なんだろう。
上から落石が落ちてきたらどうしようかと冷や冷やするし、車の床下からは石を跳ね上げたり踏んだりと、ダメージをこれでもかと与え続ける。パンクしたらどうしようと最初は思うが、しばらくするとパンクだけで収まればいいが、と思うようになる。
なんなんだろう、この歴史的価値のありそうな車は。一応ここはゴミ置き場みたい。
こんな道でも途中トンネルが三箇所もある。特に水窪側のトンネルには、1メートルはあろうかというツララのお化けが垂れ下がり、ただでさえ不気味な雰囲気なのに、怖いって何の。
・googleマップ〜天竜川林道の全容
早くこんな道から抜け出したかった。しかし進めども進めども、これでもかと鬼の様に曲がりくねった道が続き、ハンドル操作を放棄したくなる。もう終わりの無い悪夢を見ている様であった。
この光景を見た時は、ふっと胸をなぜ下ろした。ああ、水窪の街が見える。ああ、人の営みが感じられる。ああ、車から焦げた様な匂いがするよ(ブレーキの使い過ぎか?)
もうこんな道、二度と走らねーよ、と思いながらも、県道1号線よりも高い所を走るので景色は抜群。装甲車みたいな車を持っていれば、また行きたいと思うけどね。
2007.03.09 | Comments(0) | Trackback(1) | 飯田線

